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用語集【さ】

子宮口 【しきゅうこう】

子宮の出口のこと。子宮頸管を挟んで子宮側を内子宮口、腟側を外子宮口という。分娩が進むと子宮口が開いていき、約10cmで全開大となる。

死産 【しざん】

医学的には妊娠22週以降に母体内で亡くなった胎児が娩出されることを指す。 なお、法令上は妊娠12週以降に胎児が亡くなり娩出されることを死産と定義されており、市区町村へ死産届を提出する必要がある。

四十九日 【しじゅうくにち】

人の死後49日目にあたる日のことを指す。故人の冥福を祈るために四十九日法要を営むことが多い。

周産期喪失 【しゅうさんきそうしつ】

自然流産や人工流産、死産、新生児死など妊娠・出産に関わる赤ちゃんの喪失のこと。ペリネイタルロスともいう。 周産期喪失(ペリネイタルロス)は周囲に語られないことが多く、これに関わるグリーフ(悲嘆)は「社会に認められにくいグリーフ(悲嘆)」とも呼ばれることがある。

人工流産 【じんこうりゅうざん】

胎児が母体外において生存できないとされる妊娠22週未満に、人工的に胎児及びその付属物を母体外に排出すること。人工妊娠中絶と同義であり、母体保護法遵守のもと施行されなければならない。 このうち妊娠12週以降22週未満における人工妊娠中絶を人工死産もしくは中期中絶といい、この場合は市区町村へ死産届の提出が必要となる。

新生児死 【しんせいじし】

生後28日未満に赤ちゃんが亡くなること。このうち生後7日未満に赤ちゃんが亡くなることを早期新生児死という。

早期流産 【そうきりゅうざん】

妊娠12週未満における流産のこと。流産全体の約9割(*1)を占め、胎児の染色体異常を原因とすることが多い。胎児が亡くなった状態で胎内に留まる稽留流産の場合は、手術療法か自然に排出されるのを待つ待機療法のいずれかとなる。すでに子宮内容物が排出され始めている進行流産の場合、完全に排出される完全流産となれば処置は不要な場合が多く、一部が子宮内に残ってしまう不全流産となれば手術により取り出す必要がある。
*1 厚生省心身障害研究報告書平成3年度https://www.niph.go.jp/wadai/mhlw/1991/h0309011.pdf

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