こんにちは。XなどのSNSを担当していますハリーです。
動かないエコー画面を見た瞬間から、「また産声のない出産をするかもしれない」という呪いが、自分の中にかかりました。
その後、ありがたいことにレインボーベビーを授かり、第2子(以下、そう呼びます)の育児に追われる中で、第1子の存在を「忘れてしまった」のではなく、「日常に馴染んでいる」自分がいます。
毎日が怒涛のように過ぎるなか、お仏壇には埃が溜まってしまい、「ごめんね」と小さく謝りながら掃除をする日もあります。
第2子の写真に、お仏壇が背景として写ることもあります。
信頼できるママ友が何人かできてからは、お空の子の話も、自然と言葉にできるようになりました。
保育園の保護者会での自己紹介も、「3人目です」「上の子は小学生です」など、きょうだいを交えた内容が続く中、私はあえて「第2子の母です」とだけ伝えるようになりました。(これもひとつの処世術かもしれません)
そんなある日、久しぶりに感情が大きく動く出来事がありました。
ChatGPTで、お空の子を含めた家族4人の画像を作成し、夫に見せたところ、彼はじっと見つめながら、涙をこらえているように見えました。
久しぶりに、お仏壇にも手を合わせていました。
親族との写真共有アプリにも、その画像を載せました。
大切な我が子。でも、その身長も体重も、表情も、火葬した日のままで止まっています。
たとえ空想でも、「大きくなった姿を見てみたい」と思う気持ちは、誰しも一度は抱くのではないでしょうか。
本来は見られない我が子の成長した姿を見せてくれる、AIも悪いものじゃないなと思うことができました。
(気が向いたら、ぜひ画像作成してみてくださいね!)
レインボーベビーが生まれ、日々が慌ただしくなっても、お空の子の存在が「消えること」は決してありません。
ふとした瞬間に、ひょこっと顔を出してくれます。
そんなタイミングを、少しずつ楽しめるようになってきました。
これからも、お空の子をそばに感じながら、生きていこうと思います。

SORATOMO編集部
赤ちゃんとのお別れの「その時」から「これから、ずっと」共に生きるをテーマにしたWEBメディア「SORATOMO」を運営する編集部。流産・死産・新生児死・乳児死などで赤ちゃんとお別れをしたママと周囲の方へ向けた、生きていくヒントとなる情報をお届けします。